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報告書

テトラフルオルエチレン-プロピレン共重合体の分子量および分子量分布

渡辺 博正; 山口 康市; 岡本 次郎

JAERI-M 7621, 22 Pages, 1978/04

JAERI-M-7621.pdf:0.69MB

放射線法と化学法で得られたテトラフルオルエチレン-プロピレン共重合体の分子構造を比較するという観点から、この共重合体を溶解抽出法で分別し微細構造について検討した。放射線法で得られた共重合体の分別試料の極限粘度〔$$eta$$〕と数平均分子量Mnとの関係は〔$$eta$$〕=3.97$$times$$10$$^{-}$$$$^{4}$$$$times$$Mn$$^{0}$$$$^{.}$$$$^{6}$$$$^{3}$$$$^{0}$$であり、放射線法による末分別試料の場合と異なり化学法により得られた分別、未分別試料の〔$$eta$$〕とMnとの関係と一致することが明らかとなった。しかし,GPC法による溶出挙動には差異は認められず、標準ポリスチレンの溶出挙動と一致した。したがって長鎖分枝の極めて少ない共重合体であると結論できる。また、連続重合装置により製造された、この共重合体について反応条件と分子量、分子量分布との関係を明らかにするため、GPC法によってそれらを測定し、時々刻々変化する分子量と分子量分布を評価するための解析法を確立した。

論文

Molecular weight characteristics of tetrafluoroethelenepropylene copolymer produced by radiation-induced emulsion copolymerization

山口 康市; 早川 直宏; 岡本 次郎

J.Appl.Polym.Sci., 22, p.2653 - 2660, 1978/00

 被引用回数:7

放射線乳化共重合法で得られたテトラフルオルエチレンとプロpレン共重合体の分子量特性について、化学法により得られたものと比較検討した。数平均分子量と極限粘度との関係について[$$eta$$]=3.97$$times$$10$$^{-}$$$$^{4}$$Mn$$^{0}$$$$^{.}$$$$^{6}$$$$^{3}$$$$^{9}$$の実験式を得た。また、直鎖状のものと比較した結果、この試料では長鎖分岐がほとんど含まれてないことが判明した。更に、分子量や分子量分布に関しては、放射線法と化学法のもので大きな差異が認められなかった。一方、テトラフルオルエチレンとプロピレンの交互性について$$^{1}$$$$^{9}$$FNMR測定を行なった結果、放射線法のものが化学法のものよりも異種結合を多く含んでおり、分子量と相関することが明らかとなった。また含フッ素量についても同様な関係であることが判明した。

論文

放射線重合ポリエチレンの重合条件と分子量分布

細井 正広*; 栗山 将; 河合 徹*

繊維学会誌, 30(4), p.44 - 49, 1974/04

各種重合条件下で生成した$$gamma$$線重合ポリエチレンの分子量分布をGPC法で求めた。重合温度が高いと分子量分布は単一の鋭いピークを示すのに対し、低温重合ではブロードな双峰を示す。この高分子量種に対応するピークは重合圧力が高いほど強大となる。二段照射重合によって得たポリエチレンの分子量分布も低温重合に特有の双峰を示す。この二段目の重合で生成するポリマーの分子鎖数の時間的増加割合は高分子量成分ほど大きくなる。この傾向は通常の照射重合物でも顕著に表われ、長寿命ラジカルの存在が示唆される。また、反応器の一部を鉛遮蔽して重合したポリエチレンでは通常法で得たポリマーよりも常に分子量大きく、分布のピークも高分子量側に移行する。これらの事実は一度生成したポリマー固体に長寿命ラジカルが存在し、それがモノマーと結合し、分子鎖の生長およびグラフト反応(長鎖分岐の生成)を起こすと考えればよく説明できる。

報告書

放射線重合ポリエチレンの一次構造と分子量分布

山口 康市; 町 末男; 武久 正昭

JAERI-M 5570, 27 Pages, 1974/02

JAERI-M-5570.pdf:0.92MB

エチレンの放射線重合法で得られるポリエチレン(タカセン)の一次構造と分子量分布について検討し、長鎖分岐の存在について知見を得た。数平均分子量Mnとテトラリン、130$$^{circ}$$Cにおける極限粘度[$$eta$$]との関係は分別物と未分別物とで異なる。一方、タカセンの重合プロセスによる大きな差異は認められない。g-factorより求めたタカセンこの1分子当りの長鎖分岐点数は2~5個程度であり、重合プロセスによらず長鎖分岐が存在することが明らかとなった。分子量分布はタカセンの製造条件によりbimodalからunimodalに変化する。一方、分子量分布を各速度定数を用いて計算した結果、GPCによる実測値と若干偏位する。これは主としてポリマーへの連鎖移動反応に基づくものと考えられる。さらに、開発試験装置-PICWにより製造されるタカセン-PICWについて各重合条件と分子量分布を測定した結果、小規模回分式実験結果とほぼ一致することが明らかとなった。

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